アルバム制作
製本担当、村上です。
たまには、製本関係のアルバム作りについて(^^)
弊社では、パソコン教室の生徒様が制作されたアルバムデータをお預かりして
手に取れる形に仕上げます。
中身のデータは一切触ることも、校正することもありませんが、
表紙に関しては、手を加えています。
生徒様には表紙も中身と同じサイズでデータを作っていただいているので、
実際製本すると、本の厚み部分(背表紙)のデータが足りなくなります。
その部分を補完するのも私の役目です。
補完するにはいろんな方法がありますが、
今回紹介するのは、私が今一番よく使っている方法です。
先ず、表紙のサイズを決めます。表表紙+裏表紙+背表紙サイズです。
生徒様から預かった表表紙、裏表紙のデータを配置します。
真ん中の白い部分が背表紙にあたります。
表表紙をコピーして、さらに左右反転させ
必要分を表表紙の左側に貼り付けます。左右反転させることにより
接続箇所がスムーズに見えます。
回りも同様に反転させて、塗り足し部を作っていきます。
塗り足しは、印刷機や製本機に遊びがあるために数ミリ必要です。
これを印刷して、製本、化粧裁ちすると出来上がりです。