Wordで作った作品の入稿が可能なわけは

世の中、3連休ですね。

ひとり気ままに出勤している製本担当村上です。

 

弊社では、イラストレータ等のデータだけてなく、Wordで作成されたデータ入稿も受け付けてます。

その際、生データ(docx)のままですと、問題があるのでPDFに変換してもらっています。

何故ならWordでは

①2007、2010、2013、2016等のバージョンがあり、違うバージョンで開くと

ワードアートを含むデータはレイアウトが崩れます。

②私のパソコンに無いフォント(字体)が使用されていても、

警告無しに明朝体で表示されるので、トラブルの原因になります。

PDFで入稿されますと、レイアウトの崩れや字体が異なることがほとんどなくなります。

PDF変換時に、オプションウィンドウのPDFオプション、「フォントの埋め込みが不可能な場合はテキストをビットマップに変換する」項目にチェックを入れOKをクリックします。

変換後のpdfデータを画面で表示していただき、正しく変換されているかをご確認いただき、ご入稿ください。背景がずれたりしてる場合があります。

 

しかしながらWordで作られたデータは

A4サイズならA4サイズピッタリで入稿されます。

→印刷機、製本機、断裁機等の遊びで誤差が発生して、仕上がり時に端に印刷できてない部分が出来ます。

→カットを大きめにして印刷できてない部分を落とします。(仕上がりサイズが若干小さくなります。)

さらにワードで作られたデータは

色は画面表示適した色表示(RGB)で作られます。

→印刷するために4色(シアン、マゼンタ、ブルー、ブラック)のインクの組み合わせにCMYK変換処理を行いますが、元のデータの色味によっては再現が変わることがあります。

 

色の再現にこだわりがある場合は、イラストレータやその他グラフィックソフト等を使って制作されるか、弊社デザイン部門への、データ作成依頼をお勧めいたします。

 

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